こんにちは。グラフィックデザイナーの“アトオシとデザイン”です。
私は、企業やブランドの目的を形にする、「ロゴデザインとブランディング」をメインのお仕事にしています。
アトオシのブログでは、グッドデザイン賞の受賞や、日本経済新聞に有識者としての取材掲載、プロ歴20年の現場経験をもとに。『ビジネスにやくだつ、デザイン思考』をお届けします。
デザイン中級者や様々なクリエイター、フリーランスの方へ。あなたの仕事や生活をより豊かにするヒントを、リアルに紹介します。
焦らず、でも、止まらず。「中級デザイナー」の成長戦略。
今回は、デザイン中級者が直面する、「成長の壁」と「突破方法」についてお伝えします。
基礎は身についた。それなりに仕事もこなせる。でも、このまま進んで本当にいいのか分からない…。
そんな、“迷い”を抱えているあなたへ。
迷いなく、スムーズに、より良く成長するための「正しい順番」をお伝えします。
▲ こちらのYouTube内、ビデオポッドキャスト『ビジネスにやくだつ、デザイン思考』でも、同テーマを動画・音声にて配信しています。
“より細かなニュアンス”を深掘りして知りたい方は、ぜひ、ご視聴いただくことをオススメします。(また、同内容をSpotify、Apple Podcast、Amazon Podcastでも配信しています)
デザイナー人生における、「5つの成長ステップ」。
プロ歴、20年の現場経験を振り返ると。
“デザイン力の基礎をつけた後”の「成長」には、(他デザイナーなどの成長傾向もふくめ、)「明確な順番」があることに気づきました。
それが、この順番です。
・ステップ1:様々な視点で、「場数」を踏む
・ステップ2:「価値と意味」の仮説を立てる
・ステップ3:仮説をもとに、「実績」を重ねる
・ステップ4:実績を振り返り、「デザイン費」を上げる
・ステップ5:1〜4を「繰り返す」
…「1つのステップごと」に、詳しく説明をします。
ステップ1:様々な視点で、「場数」を踏む。
“最短距離”で、「理想のデザイナー像」を目指したくなる気持ちは分かります。でも、“狭く細い土台”は崩れやすい…。
永年活躍できる、「本当に強いデザイナー」は、「広く深い土台」を持っています。「広く深い土台」とは、「場数」のことです。
それでは。踏むべき場数、「4つの視点」を紹介します。
A. 媒体
B. 業態
C. 人
D. 環境
…これから、「各視点の説明」をします。
A. 媒体
広告、ポスター、ロゴ、パッケージ…。まずは、いろいろと「自分が興味がある媒体」をつくってみましょう。
わたしは、専門学校やデザイン会社にて、一通りの媒体制作を経験した上で。最終的に、「ロゴデザイン・ブランディング」に辿り着きました。
実際につくり、自分に合う/合わないの「比較・検証」をすることで。「真に、自分がつくるべき媒体」が見えてくるはずです。
B. 業態
飲食、美容、アプリ制作…。「クライアントの業態」によって、「求められる対応力やスピード感」が変わってきます。
例えば。「飲食店系のデザイン」は、“オープン日に向けた制作スピード感”が、想像以上だったり。「アプリ系のデザイン」は、制作者同士のリスペクトがあり、スケジュール調整に理解があったり。
実際に、その業態のデザイン制作に関わることで、「“業態外”からは見えてこない、初めて分かること」が多いのです。
C. 人
クライアント、紹介者、外部協力者…。「だれと仕事をするか」で、デザイナー人生は大きく変わってきます。
例えば。私の経験では、“なんとなくの紹介案件”より、「(私の「価値と意味・スタンス」に理解いただけた上で、)Webサイトから問い合わせをくれる方」とのデザイン仕事が、うまくいく傾向が多いです。
これも、「いろんな人とのやり取り」を実際に体感して、分かることです。
D. 環境
会社勤めかフリーランスか、少人数か大人数か…。
私は、デザイン会社2社にて計6年ほど働いた後、独立して、フリーランスになりました。
友人は、会社勤めの後、フリーランスになり。独立後に“会社の良さ”に気づき、再び、会社勤めに戻りました。
「様々な職場やシーンを経験」したり、「一度、その場を離れる」ことで、「主観的〜客観的に自分に合う環境」が見えてくる。これも、“立派な成長”だと考えています。
“後悔”ではなく、「検証」という言葉を使う。
「デザイナー人生」は、だれもが「初めての一周目」です。
だからこそ。「よりよいデザイン成長」のためには。
“無駄・失敗・後悔”ではなく、「比較・検証」という言葉を使いましょう。
すると。「媒体・業態・人・環境」、どのような「場数を踏む」にしても。
「あぁ、“より最高のデザイナー人生”を形づくるには、“必要な過程( = 比較・検証)”なんだなぁ」…と感じられるのです。
ステップ2:「価値と意味」の仮説を立てる。
「場数」を踏んだ先に見えてくるもの。それが、デザイナーとしての「価値と意味」です。
・価値:自分が、「頭一つ抜け出せる特徴」とは何か?
・意味:「どんな人と、どんな仕事」をしたいか?
わたしの場合は、「よりよいビジネス向きの『ロゴデザイン』 × おたがいに『丁寧に向き合える人』」でした。
「価値と意味」の仮説を立て、「的を絞る」ことで。
「次にやるべき、デザイン仕事 = より自分が成長するために、踏むべき場数」の判断ができ、「ポートフォリオ構成」や「発信内容」の“迷いが消える”のです。
ステップ3:仮説をもとに、「実績」を重ねる。
デザイナーの「価値と意味」を言語化して、発信を続けながら。
あなたの「価値と意味」に対し、「本心で共感してくれる人」と実際に、デザイン仕事をします。
つまり。「ステップ1」の「やや浅く、ひろ〜い場数(デザイン初心者〜中級者が、一通り経験する場数)」と比べると。
「自分のデザイナー人生用にチューニング」した、的を絞った上での「より濃度の濃い場数」を踏むことになるのです。
ステップ4:実績を振り返り、「デザイン費」を上げる。
デザイナーの「価値と意味」を正しく伝え、しっかりと、クライアントが「本心で喜ぶデザイン仕事や納品」をしていると…。
「人気者」になります!
この「人気者」の状態を、具体的にいうと。「“今までのデザイン費”で、行列ができる状態」になるのです。
一見、“嬉しい状況”なのですが…。見境なくなんでもかんでも請け負うと、「時間は有限」なので、“検証時間・制作時間に影響”が出てしまいます。
つまり、“クオリティに影響”が生じ、“デザイナー自身の評価にも影響”が出てしまうのです…。
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このような状況になった場合。重要なのが、「いい意味で、『デザイン費』を上げる」ことです。
「デザイン費」を上げると、依頼数は一時的に下がります。その代わり、「より本気のクライアント」と出会える可能性が上がります。
ということは、「求められる、クオリティの期待値」も上がります。
その「今までよりも、上がった期待値」=「いい意味での負荷」に応えることで。デザイナーとしての「成長スピード」が、グッと向上&加速するのです。
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例えるならば、「筋トレ」と一緒です。
“1キロ”のダンベルより、“3キロ”のダンベル。“5キロ”のダンベルより、“10キロ”のダンベル。「より強い負荷」がかかる方が、筋肉は育つ。
「より強くなる、デザイナーとしての経験値」も同じなのです。
ステップ5:「1〜4」を繰り返す。
「デザイン成長」に、終わりはありません。
いま紹介した「4つのステップ」を、上へ上へと上がっていく螺旋階段のように、繰り返しましょう。
それが「中級者以上のデザイナー」として、力をコツコツつける、「着実に、デザイン成長を続けられる順番」だと考えています。
「振り返りの言語化」が、あなたを成長させる。

ここで、「最も大事なこと」をお伝えします。
1つのデザイン仕事の完了時(納品直後など)。つど、「振り返りと改善策」を、必ず、「言語化」してください。
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紙に書く。テキストに打つ。そして、声に出す。
脳科学的にも、「言語化」して、「音」として耳に入れることで、「ピグマリオン効果」が働きます。「自動的に、そうなろう!」とする力が生まれるのです。
さらに、その「言語化した内容」は、「コンテンツ」にもなります。
その「コンテンツ」を発信することで、あなたの「価値と意味」に共感する人が集まり、「次に踏むべき場数 = 理想のデザイン仕事依頼」に繋がる導線にもなるのです。
これは、「デザイン仕事を奪い合わない、棲み分け」としても機能します。
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結果。
あなたの「人生の文脈」が、だれかの「役に立つ」。
それは、とっても純粋に嬉しいことだし、「幸福度を高める行為&行動」でもあると、考えているのですよ。
より幸福度の高い、デザイナー人生のために。
「デザイナーの成長(特に、中級者以上)」は、“技術”だけではありません。
「だれと、どんな環境で、どんな意味を持って」、デザイン仕事をするか。
そのすべてが、あなたの「よりよいデザイナー人生」を形づくります。
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今後、もしも、「デザイン成長」に迷ったら。
この記事で紹介した、「5つのステップ」を読み返してください。
そして、“無駄・失敗・後悔”ではなく、「よりよいデザイナー人生を進むための『比較・検証』」という言葉を使いながら、おたがいにグイグイと成長しましょう。
あなたの「デザイナー人生」が、「より豊かで、より幸福度の高い」道になりますように!
あなたの“ビジネスにやくだつ”、お知らせ。

この記事を書いている、アトオシとデザイン(本名:永井弘人)の「デザイン事例サイトやSNSのリスト一覧↓」です。
いずれも、あなたに向け、「ビジネスにやくだつ、デザイン思考」を伝えることを目的にしています。
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◎ アトオシ「目的を形にする、ロゴデザインとブランディング」事例
https://atooshi.com
◎ アトオシ(永井弘人)「プロフィール・実績・経歴」
https://atooshi.com/about/
◎ 「“ビジネスにやくだつ”デザイン思考」がわかるSNS
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◎ 「“ビジネスにやくだつ”デザイン思考」がわかるポッドキャスト
・YouTube Podcast(動画あり)
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▲ こちらのYouTube内、ビデオポッドキャスト『ビジネスにやくだつ、デザイン思考』でも、同テーマを動画・音声にて配信しています。
“より細かなニュアンス”を深掘りして知りたい方は、ぜひ、ご視聴いただくことをオススメします。(また、同内容をSpotify、Apple Podcast、Amazon Podcastでも配信しています)


